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株式会社大和総研(DIR)
2008/1/28 Updated


 

会社設立

1989年

上場/非上場

非上場

上場年

-

代表者

武本 嘉之

従業員数(単独)

1,756名

従業員数(連結)

-

売上比率

-

平均年齢

-

平均年収

-

系列

大和証券グループ本社の100%子会社(大和証券グループ)
以上、一部はYahoo!ファイナンスより引用

インタビュー協力者

現役/元社員

現役社員

新卒/中途

中途

職種

技術系

年数

3年未満




転職活動~入社/配属

(転職活動:キッカケ)
・前職は大手システムインテグレーターの2次請け、業務委託の仕事が多く、システムの詳細が決まる基本設計が終わった後の開発が主であった。ユーザー折衝などもできる1次請けの仕事を中心にやりたかった。

(転職活動:会社選び基準)
・前職で担当していた業界のシステム知識を生かせる会社で、ユーザー系の会社(1次請けの重要顧客を持っている、また技術力がある)を中心に探した。

(転職活動:プロセス)
・大手の転職斡旋会社を利用。Webから自分のプロファイルを入力し、その後転職斡旋会社担当者と面談し、会社資料をもらうなどして受ける会社を絞っていった。
・大和総研には履歴書、職務経歴書と志望動機を送付した
・1次面接は、配属部門の現場の方が2名、人事が1名出席。30分から60分の面接時間で様々な質問を受けた(転職を希望する理由、これまで仕事において苦労したこと、またそれをどう乗り越えたか、どのような立場で仕事をしてきたか、入社したらどのような仕事をやっていきたいか、どのようなシステム言語を使って開発をしてきたか、具体的にどのような企業のどういったシステムを作ったか、何人くらいのチームのリーダーをやったか、など)
・2次面接は、所属部門の役員1名と人事部長1名が出席。15~30分の面接時間で質問を受けたが、落とそうとする面接というよりは入社前の意思確認という意味合いが強かったように思う。質問内容は、これまで何をやってきたか、何故転職したいか、大和総研でどのようなことをやりたいか、といった内容。

(採用通知~前職を退社)
・2ヶ月くらいの移行期間を経て退社。

(入社)
・配属された部署のプロジェクトで、いきなり担当メンバーとしてアサインされた。準備期間があまりなかったことに驚いた。その後は、会社の教育制度を利用して、証券業務研修や、新入社員向け研修(システムの要件定義、DB設計、テスト技法など)、システム開発のフェーズごとの研修などを受講した。また外部の研修機関の講師を呼んでグループワーク形式でなされた研修も受講した。(話も面白くためになった)。


仕事

(仕事内容)
・証券会社の受注・バックシステムのサービス提供。特に開発とメンテナンスを担当。システムが巨大なため、サブシステムごとに担当範囲が分かれている。人員的には営業担当者と開発人員を合わせて社員だけで100名程度(派遣社員を含めるともっと多い)。
・業務は大きく2つに分かれる。
一つは顧客向けのシステム導入/開発で、部署全体から個々人の強み弱みを見て、開発人員をピックアップしてチームを作り開発を行う。
もう一つはシステムのメンテナンスで、これは前述のサブシステムごとに担当範囲が決まっている
・証券業務システムであるため、制度対応が多い。またユーザからの個別の機能リクエストももちろんある。

・制度対応の場合、制度施行前に証券取引所から通知が来る。その後社内でシステム化対応を検討した後にユーザーにアナウンスをする。問題がなければ開発に入りリリースとなる。
・ユーザからの個別の機能リクエストについては、要望を頂いた後で影響範囲を特定しコストを提示する。ユーザーがそのコストにOKを出せば開発に入り、リリースとなる。

 

組織/等級/評価/異動

(組織)
・組織構造は下記の通り。最小の組織単位はチーム。

 社長>事業本部>部>チーム

・チームも人員が多いので担当は細かく分かれている。チームのリーダーは複数いる次長の中の、上席の次長が勤めており、年齢は30代後半~40代。その上の部長は40代後半~50代といったところ。年功序列で、年次の追い越しは基本ない。
・チームは社員10~20人くらいで構成されているが、協力会社を含めるとチーム全体の人員はさらに多くなる

(等級)
・給与を決めるための等級は、新卒入社プロパー社員と中途社員で異なる。新卒入社の場合は、等級により給与体系が決まっているが、中途社員は年棒制となっている。
・中途社員は「専門職」という新卒とは別の等級で入社する。全ての手当て込みの年俸制であり、総合的な待遇はプロパーに比べて低い(プロパーと違い諸手当がないため)。だいたい1年程度でプロパーへの転換面接が行われる。

(評価)
・評価は半期ごとにあり、ボーナスに影響する。基本給の昇給は年に1度。
・自己評価を「人事考課表」に記入して提出する。それに対して、直属の上司の観点から見た意見と、各項目ごとに数値化できる項目について記載がなされ、最終的にそれらをすり合わせて総合的な評価がでる。また年に一度、部下から上司を評価する制度もある

(異動)
・職種、今後取り組みたい仕事について記載するシートが年度初めに回ってくる。これに異動希望を記載し提出すると、面談が行われ、異動が行われる場合もある。しかしながら、社内公募のような制度は存在しないため、面談の結果異動できるかどうかは会社判断に委ねられる。しかし、個々人が現在やっていることと、これからやりたいことについて、会社として気を使ってくれているように感じる


カルチャー

(カルチャー)
・仕事を任せてくれるし、フラットで上に対しても意見が言いやすい。
・事業部門の間での関わりは薄い(例えばアナリストなどと仕事をする機会は皆無)。
・組織が厚い。急な異動やトラブルがあっても仕事をきちんと組織として回すことができている(部署にいるスゴイ人たちを集めると、大抵のことは解決できてしまう)。

(人間関係)
・開発メンバーの間はフラットで非常に話しやすい
・ただ事業本部長レベルとなると、近寄りがたい雰囲気があり、直接会話することもない

(新卒・中途)
・90%以上が新卒入社のプロパーだが、仕事の上でのやりにくさは特に感じない(社内人脈がなくて困ることはあるが、飲み会などでカバーしている)。

(男女比)
・開発部門全体でみると、男8~9:女1~2の比率。ただ事務の女性スタッフもいるので、フロア全体で見ると男ばかりという印象はない

(服装)
・お客様先に行くこともあり、基本はスーツ。夏のみクールビズなのだが、「スーツからネクタイをとっただけのビジネスカジュアル」となっている。


給与/生活/休暇

(給与/手当て)
・500~550万円程度(残業代込み)
・住宅手当(月3万程度)、育児手当(月5万程度)がある
・持ち株会制度、社内積立制度(財形)があり、5%~10%会社補助がある
・残業代は基本つけていいのだが、月に55時間を越えるときは事前に報告が必要。

(生活)
・勤務時間は8:40出社~17:10退社が基本。全体的にみると、労働時間は安定していると思う。ただ突発的な仕事やプロジェクト遅延が発生することもあるので、人によっては残業が多い人もいる。終電退社帰りが3週間(土日も出社)続くこともある。

(休暇)
・年休は繰り越す人が多いように思う。部署では土日出勤などの代休で平日休んでいる人も多いため、休んでいる人がいてもそれが有給休暇なのか代休なのかが判断できない。
・夏休みは3日で、プラス2日にして土日合わせて9連休が上限。時期は6月~9月末までで取得。


総合評価

(総合評価)
・75点


(転職後の感想)
・入社した時にやりたいと思っていたことは実現できている(今もまだ勉強中)
・大和証券という最大の顧客がいて、他のパッケージも安定した固定客がいるためか、仕事を貪欲に取っていこう、製品をどんどん売り込んでいこう、という雰囲気はあまりなく、落ち着いてしまっている感じがする(ここは同業の野村総合研究所などと比べるとかなり異なると思う)。この部分については個人的には不満がある。もっとユーザーへ積極的なシステム提案ができるのではないかと思う。

Good
・システム開発の上流工程をやりたくて転職した。今の職場はユーザー折衝や要件定義について勉強しながらやりたいことができていると感じる。
・凄い人たちに出会うことができる。前職では来た仕事をこなすだけの人とが多かったが、現職では仕事に取り組む姿勢が前向きで、どうすればうまく仕事が回るかをよく考えているスキルの高い人が多い。こんなことまで知っているのか、というような人たちと一緒に仕事が出来、良かった

Bad
・部署、人にもよるが、仕事量が多く、残業が多い。
・グループの企業規模が大きいので、アナリストなどの別な職種の人たちと仕事をする機会があると思っていたがなかったのが残念。


(この会社に就職/転職を希望する人へ一言)

・自分の意見を言いやすい環境なので、こうしたことをやっていきたい、といった意見や考えがある人にとっては働きやすい会社であると思う(最初からそうした考えが排除されることはない)。ただ、小さな会社ではないので、やりたいことを実現するためには調整、説明、努力が必要